「市民に寄り添える消防士に」 県消防学校で入校式 三重

【初任科生代表で宣誓する中村さん=鈴鹿市石薬師町の県消防学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市石薬師町の県消防学校(浅井雅之校長)で7日、消防職員初任科生の入校式があり、県内14消防本部で本年度採用された消防士76人が、新たなスタートを切った。

18歳から31歳までの男性71人、女性5人が入校。全寮生活をしながら約8カ月間で、消防士として必要な基礎知識や技術などを身につけるとともに、救急隊員としての資格を習得する。

入校式は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、屋外で実施。全員がマスクを着用し、約1・4メートルの間隔を空けて整列して臨んだ。

小端厚副校長が一人一人の名前を読み上げた後、入校生代表で中村祐輔さん(31)=津市消防本部所属=が「学生としての責務を自覚し、勉学に専念することを誓う」と宣誓。

浅井校長は「新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、消防職員は地域住民の生命、身体、財産を守る使命がある。卒業時には消防人としての自覚を持ち、信頼される消防士になって」と訓示した。

宣誓した中村さんは「被災経験があるので、被災者の気持ちも理解できる。市民に寄り添える消防士になりたい」、名張消防本部所属の坂川夢香さん(22)は「しっかり学び、女性という経験を生かして現場に立ちたい」と話していた。