紀北町の工房 手作りマスクを販売 松阪木綿やさらし活用 三重

【松阪木綿やさらしなどを使ってマスクを作る井谷さん(右)と堀内さん=紀北町古里で】

【北牟婁郡】新型コロナウイルスの影響を受け、マスクが不足する中、三重県紀北町長島の住民グループ「手づくり工房・ワーイワイ」のメンバーが、松阪木綿やさらしなどを活用したマスク作りに取り組んでいる。体験教室も開いており、グループ代表の井谷三枝子さん(70)は「ぜひ作ってみてほしい」と呼び掛けている。

マスク作りのため、ミシンと材料を購入。先月下旬から作業を始めた。型作りから始め、仮縫いした後、ミシンで生地を縫い合わせている。ガーゼにアイロンをかけたり、ワイヤを入れたりと手作業で作るため、一つのマスクを作るのに30分ほどかかる。耳にかけるゴムは調整しやすいように長めに作っている。

各地でボランティア活動に取り組む井谷さんに、活動を通じて知り合った仲間から「私たちができないことを代わりにしてくれている。マスク作りに役立ててほしい」と、愛媛や松阪市などから、ゴムやさらしを送ってくれるなど協力してくれているという。

グループ最年長の堀内久子さん(91)は「マスクが少ないので、皆さんに手づくりのマスクを使ってもらいたい」、井谷さんは「困っている人たちに一つでも多くマスクが届いてほしい」と話している。

大人用と子供用があり、1枚200円―300円で、グループの活動の場「憩いの場」(同町長島)で販売している。

問い合わせは井谷さん=電話090(6762)3535=へ。