四日市工ラグビー部前監督の斎藤氏が定年前退職 4月からパールズGM業一本に

【斎藤久氏】

朝明高校や四日市工業高校で男子ラグビー部監督を務めた斎藤久さん(53)が、3月末で県立高校教諭を定年前退職した。教員と県内唯一の女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」のゼネラルマネジャー(GM)を兼任してきたが、4月からGM業一本に。三重から新たなラグビーの魅力を発信したいと話す。

1992年4月から2016年3月まで24年間勤務した朝明高教員時代は、同好会立ち上げからラグビー部に関わり、チームを大阪・花園ラグビー場で行われる全国高校ラグビー大会へ6度導いた。2016年4月から4年間勤務した四日市工でもラグビー部監督を務め、17年から3年連続で全国高校ラグビー三重大会準優勝の結果を残した。

初代監督を務めた朝明は、かつて同校コーチも務めた2代目監督の保地直人教諭のもと昨年暮れ、10度目の花園出場を果たした。四日市工も、朝明時代の元コーチや教え子が赴任し、指導体制が整ってきたことから「高校ラグビー監督からの卒業の時期」と第2の人生を踏み出すことを決意した。

4月からはGM業に専念。「常勝チーム」を目指してパールズをさらに強化し「オリンピックやW杯を目指せる選手も輩出していきたい」と話す。「女子ラグビーの価値、認知度を上げたい」という思いも。日本ラグビー協会とも連携して女子ラグビーの大会を誘致・運営し、「盛り上がる大会の仕組み作りをしていきたい」と意気込んでいる。