広葉樹で川の水量増やそう 員弁川水源で700本植樹

【苗を植える児童ら=いなべ市北勢町小原一色で】

いなべ市小原一色町自治会と、植物活力剤の製造販売を手掛けるフローラ(本社・四日市市、川瀬善業社長)などは4日、いなべ市北勢町小原一色の採石場跡地で、員弁川の水源である小原一色川の水量を増やそうと広葉樹の苗木700本を植樹した。

小原一色川は上流部の山の樹木の伐採などにより、山に水がたまらず、川の水量が不足するようになった。植樹活動は、昔の緑豊かな山の姿を取り戻し、川の水量を豊かにし、清流を取り戻したいとの思いから始まり、3回目。

この日は、フローラの従業員や地元住民、同市の北勢水泳クラブに通う児童ら約70人が参加。参加者は「少し間隔を空けて」や「あまり深く植えない」などスタッフのアドバイスに従いながら、防獣ネットで囲まれた700平方㍍のスペースにアラカシやタブノキ、ヤマザクラなど700本の苗木を植えた。

小原一色町出身のフローラの川瀬社長は「自分が子どもの頃と比べて川の水量がかなり減っている。今回の植樹をきっかけに、何十年後子どもの頃のようにまた川で泳げるようになったらうれしい」と話した。