児童ら9人、陸上教室参加 津市、2週間の自宅待機要請 鈴鹿の新型コロナ感染 三重

【記者会見に臨む前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は2日の定例記者会見で、市立幼稚園と小中学校の児童・生徒ら計9人が、3月28日に鈴鹿市で開かれ、新型コロナウイルスへの感染が確認された五輪メダリストの塚原直貴さん(34)が講師を務めた陸上教室に参加していたと明らかにした。市教委は2週間の自宅待機を求め、11日まで登校させないよう保護者に通知。幼稚園と小中学校の始業時期に変更はない。

市教委によると、9人は31日から自宅待機している。今のところ発熱などの症状はなく、PCR検査を受ける予定。陸上教室に参加した28日から30日までの間に他の子どもとは接触していない。

市教委は「9人は自宅待機しているため、感染拡大の恐れはない」として、授業再開を延期する必要はないと判断。6―8日に予定されている幼稚園の入園式や小中学校の入学式などは実施する方針。

前葉市長は「市民の皆さんには十分な感染防止のための対策を取っていただきながら、クラスター(感染集団)が発生しているわけではないので冷静に対応し、生活してもらいたい」と呼び掛けた。