感染者宿泊先公表は必要 新型コロナ 津市長、ホテルの対応評価 三重

三重県内を訪れていた男性会社員らの新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、津市は2日、対策本部会議を開いた。前葉泰幸市長は、感染が確認された東京都在住の男性会社員の宿泊先を県が公表しないことに触れ「ホテル名が分からないことに対する市民の不安があった」と述べ、的確な情報開示の必要性を指摘した。

前葉市長は「知りたいという好奇心というよりも、自分の行動をどんなふうにすればいいのか判断するために必要な情報を把握したいという市民の気持ちはよく分かる」と述べた。

ホテル運営のグリーンズが、感染した男性は「久居グリーンホテル」に宿泊していたと公表したことに対し「的確に情報を公開し、しっかりと消毒して次に備えている。社会的な責任を果たしていて立派なことだ」と評価した。

その上で、感染者が確認された陸上教室の参加者に市内の幼稚園児や小中学生ら9人が含まれていることを公表した意図を「他の自治体はやっていないかもしれないが、市民にとって必要な情報だろうということで開示した」と説明した。