入庁式中止、動画で知事ら祝辞 「新たな時代つくる自覚を」 三重

【新規採用職員に向けた鈴木知事の動画】

三重県は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、1日に県庁講堂で開く予定だった新規採用職員への辞令交付式を取りやめた。鈴木英敬知事や竹川博子人事委員長のメッセージを動画にまとめ、161人の新規採用職員に職員用パソコンで閲覧させた。

鈴木知事は動画で「本来は皆さんを前に伝えたかった。このような形になって残念だが、5月の研修で会えることを楽しみにしている」とした上で「令和初の新年度。県の新たな時代と歴史をつくっていく自覚のもとに頑張ってほしい」と呼び掛けた。

竹川委員長は「職場では全てが思い通りに進むようなことなど、ほとんどないと思っていてほしい。時には理不尽な目に遭うかもしれない。でも、そんなときは周りの人や組織のせいにせず、自分で変える勇気と行動力を持ってほしい」と祝辞した。

辞令交付式で決意表明をする予定だった災害対策課の大西亮太朗さん(22)のメッセージも動画にして配信した。大西さんは決意表明で「昨今の社会情勢で不安な日々が続いていますが、県民に信頼され、ともに困難を乗り越えられる職員になります」と語った。

新規採用職員は配属先で所属長から辞令を受け取った後、自席のパソコンで知事らのメッセージを視聴した。県土整備財務課の中村未沙さん(22)は「辞令交付式に出席しできなかったことは少し残念ですが、職員の自覚を持って励みます」と話していた。