「重責痛感、自然体で」 廣田副知事が就任会見 初の女性 三重

【就任会見で抱負を述べる廣田副知事=三重県庁で】

廣田恵子三重県副知事(62)は1日、県庁で就任の記者会見に臨んだ。「責任の重さを痛感している」とした上で「生涯を通じて県で暮らして良かったと思ってもらえるような県にしたい」と抱負を述べた。

廣田氏は「県全体を見ていく立場として責任の重さを痛感している」と就任の感想を語った上で「チームで良いものを作り上げていくことが無意識にできるような県庁にしたい」と決意を述べた。

県政史上初の女性副知事となったことには「『女性だから』と言ったり、言われないようにしたい。昔は記者も女性はいなかった」と指摘。「とにかく普通に自然体で仕事をしたい」と述べた。

感染が広がる新型コロナウイルスへの対応は「なんとか克服し、打ち勝っていかなければならない」と語り、危機管理の対応については「何もかもの基礎になるところだと思っている」と述べた。

鈴木英敬知事に記者会見で「芯が強い」と評価されたことの感想を問われた廣田氏は「それはきれいな表現で、その後は頑固という言葉に言い換えられたと聞いている。腹黒いということだと思う」と謙遜した。

また、経済産業省から職員が派遣されるまで雇用経済部長を兼務することには「県内は中小企業や小規模企業で支えられている。とにかく新型コロナで疲弊しないようにしなければならない」と述べた。

廣田氏は四日市市出身。昭和55年4月に採用され、議会事務局総務課長や東京事務所長、雇用経済部長を経て、平成29年4月から先月末まで教育長を務めた。名古屋大経済学部卒。趣味は家庭菜園。