三重県議会 感染対策の補正予算可決 医療機関や中小企業支援

【補正予算案を全会一致で可決した本会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会は31日の本会議で、新型コロナウイルスの感染症対策費として6億4614万円を追加する令和2年度一般会計補正予算案や、3億5820万円を追加する元年度一般会計最終補正予算案など4議案を全会一致で可決した。

令和2年度一般会計補正予算案は、検査機器や人工呼吸器を整備する医療機関への支援や中小企業や小規模企業への補助金などを計上。元年度補正予算案は、休業で収入が減少した世帯への貸付金や社会福祉施設に配布する消毒液の購入費などを盛り込んだ。

本会議の議案質疑では、石田成生議員(自民党県議団、3期、四日市市選出)が、融資などを受けるために必要な手続きの簡素化を要請。小林貴虎議員(同、1期、津市)は、補正予算案に盛り込まれた医療機器の整備に対する支援を早急に進めるよう求めた。

これに先立つ提案説明では、鈴木英敬知事が「刻一刻と変化する事態を見極めながら、来月発表される国の緊急経済対策について情報収集し、現場の声を聞きながら緊急度に応じて対策を追加する」などと述べ、新たな経済対策を検討する考えを示した。