工事費請求を最大半年放置 鳥羽市、女性職員を戒告処分 三重

【鳥羽】三重県鳥羽市は30日、市が今年度発注した工事費の請求を最大半年間にわたって放置して支払い手続きを怠ったとして、市教委生涯学習課係長級の40代女性職員を戒告の懲戒処分としたと発表した。また管理監督責任として同課長に対し口頭で厳重注意とした。

同市総務課によると、女性職員は昨年7月末から今年1月上旬にかけて、市内3事業者を含む県内5事業者に対して市が発注した公民館や社会教育施設の修繕費など16件の事業費計189万4782円分の請求書を放置。最大約半年間にわたって支払い手続きを遅らせた。

1月に入って事業者が別の職員に問い合わせして発覚。女性職員は事実を認め、「他の事務を優先させてしまった」として謝罪を示しているという。市は2月末までに各事業者への謝罪と経緯説明をし、全額支払いを済ませたとしている。

小竹篤教育長は「業者にご迷惑をかけるだけでなく市民の信頼を損ね、市職員の信用失墜を招いたことは誠に遺憾で深くお詫び申し上げる。法令と服務規律の遵守を徹底し信頼回復に努める」とコメントした。