志摩市 3月観光消費、32億円損失 対策に市税や水道料猶予 三重

【会見する竹内市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県の竹内千尋志摩市長は26日、定例会見に臨み、新型コロナウイルスの影響で3月の観光消費額が昨年比で約32億円の損失を見込んでいることを明らかにし、支援対策として固定資産税など市税や上下水道金の徴収猶予を図る方針を示した。

同市商工観光課などによると、3月3日現在の推計として、日帰り客が約11万4千人、宿泊客が約7万2500人と共に前年同期の約半数と算定。それぞれの観光消費額を合計して、約32億1650万円の損失を見込むとした。

こうした状況を踏まえて、新型コロナウイルスの影響で売上が減少した事業者や個人事業主を対象に、市税の納期限から半年以内に本人が申請することで1年以内の期間に限り、滞納処分による財産の差し押さえなどを猶予し、分割納付を認める。上下水道金についても同様に給水停止の猶予期間を設ける。

竹内市長は「非常に厳しい状況。支え合って乗り切る気運を醸成できるよう動いていきたい」と述べた。