学校再開、表明見送る 三重県知事と県教委 政府方針踏まえ検討

【ぶら下がり会見で、休校中の学校について「再開の方向」と述べる鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は26日のぶら下がり会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校している県立学校や公立の小中学校について「基本的には再開の方向だと思っている」と述べた。一方で「政府が立ち上げた対策本部の方針を踏まえる」とし、正式な表明は27日以降に見送った。

鈴木知事は学校再開について「きょうにも発表を考えていたが、政府の方針を見た上で公表したい」と説明。「再開に当たっての留意点を政府の動向を踏まえて詰めている。通知の時期が1、2日ほど違っても留意点を万全にした方が良い」と述べた。

また、県教委も県立学校などの授業を再開する方向で検討を進めており、26日午後に記者会見を開いて廣田恵子教育長が授業の再開を発表する方針だった。一方、県教委は会見が始まる直前になって、県政記者クラブに会見の中止を申し入れた。

県教委事務局は会見を中止した理由について「政府の対策会議が立ち上がるというニュースの情報が入ったため、急きょ中止することにした。対策会議の結果や政府の方針などを踏まえて発表内容を再検討する必要があると考えた」と説明している。