命を最優先「英断」 五輪延期に三重県知事が評価

【ぶら下がり会見で、東京五輪の延期を「英断」と評価する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は25日のぶら下がり会見で、東京オリンピック・パラリンピックが1年程度の延期となったことについて「アスリートや関係者の健康や命を最優先にする英断だと評価している」と述べた。

鈴木知事は「IOC(国際オリンピック委員会)は4週間(以内に結論を出す)と言っていたが、早期に延期とされたことを評価したい。延期を勝ち取った政府や組織委員会も評価したい」と述べた。

聖火リレーが見送られることには「ランナーに選ばれている全員が走れるようにしてもらうことが最優先だ」と強調。聖火リレーのランナーやルートは当初の予定通りで実施することを希望した。

また、五輪の延期による影響の把握を各部局に指示したことを明らかにした。27日に庁内の五輪本部員会議を開き、再び指示を出すと説明。延期による財政面への影響は「これから調整したい」と述べた。

三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)が五輪と同じ年に開かれる見通しとなっていることには「時期は重ならず、予定通り開かれる。むしろピンチをチャンスに変えたい」と述べた。