桑名 RDF発電所 基準超えるフッ素検出 三重

三重県企業庁は24日、撤去を予定している桑名市多度町力尾の三重ごみ固形燃料(RDF)発電所の敷地内から、土壌汚染対策法が定める基準値を上回るフッ素とフッ素化合物が検出されたと発表した。

企業庁によると、土壌調査は約3ヘクタールの敷地を35区画に分割し、それぞれで実施。最大で基準値の約3・5倍に当たるフッ素とフッ素化合物を、東側にある4区画の約1900平方メートルで検出したという。

土壌調査は施設の撤去に伴う県への届け出を前に実施。調査に法的な義務はないが、廃棄物が持ち込まれていた施設だった経緯を踏まえて調査をするよう県から指導を受け、昨年9月から調査していた。

汚染が判明した区画はRDF貯蔵庫の付近にある。ほとんどがアスファルトなどで覆われているが、一部は土が露出している。企業庁は雨水による浸透を防ぐため、シートで覆うなどして対応している。

企業庁は「汚染は表層にとどまり、地下水などへの漏出はない。RDFの焼却や施設の建設による汚染ではなく、原因は不明」と説明。来年度中に予定する施設撤去に合わせて、土壌を掘削する方針。