神宮参拝者、昨年の7割以下 観光消費20億円減見込む 伊勢市長会見 三重

【会見する鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は24日、定例会見に臨み、感染が拡大している新型コロナウイルスの影響について言及。3月の伊勢神宮外宮・内宮への参拝者数が昨年の7割以下にまで落ち込み、昨年の年間観光消費額の約3%に当たる約20億円の減少を見込むなど、大きな打撃を受けているとした。

同市観光振興課によると、伊勢神宮両宮を併せた参拝者数は2月1―28日(28日間)で71万820人(対前年同期比97・3%)、3月1―22日(22日間)が35万8765人(同65・9%)。20―22日の3連休は比較的回復し、9万9805人(同77・9%)だったとした。

3月中の市内の観光消費額推計は37億4300万円(対前年比34・1%・約19億3700万円減)となる見込み。昨年の年間観光消費額624億2200万円の約3・1%に当たるとしている。主に団体ツアーのキャンセルなど宿泊業や飲食業への影響は大きく、個人客を中心とする小売店についても、自粛ムードが長期化すれば影響は避けられないという。

鈴木市長は「観光産業は基盤産業。各団体と協議して効果を見定めながら内需拡大に向けた支援方法などを考えていきたい」とした。