三重県内総生産8兆900億円 3年連続増 平成30年度分県民経済速報

三重県は23日、平成30年度分の県民経済計算速報を発表した。経済活動の指標となる県内総生産の実質値は前年度比1・5%増の8兆900億円で3年連続の増加。比較可能な18年度以降で最高となった。

速報によると、製造業の生産額が前年度比で5・0%増となったことが全体を押し上げた。製造業は3兆3009億円と、3年連続で増加。情報通信や金融・保険、保健衛生などが前年度を上回った。

一方、全16業種のうち建設や不動産、宿泊・飲食サービス、運輸・郵便など8つの業種で前年度を下回った。農林水産業は7・3%減の548億円。このうち水産業が14・4%減と大きく低下した。

また、県内総生産の名目値は1・0%増の8兆3095億円。1人当たり県民所得は1・8%増の316万8千円。共に4年連続で増加し、19年度と18年度に続いて過去3番目に高かった。

鈴木英敬知事は23日の定例記者会見で、県内総生産の実質値上昇率が全国(0・3%増)を上回ったと強調。「米中の通商問題で世界経済が厳しさを増す時期だったが、好調な結果となった」述べた。