鈴鹿市 小中学校で授業再開 新型ウイルス感染予防入念 児童ら笑顔 三重

【班ごとに机を向き合わせず、前を向いて給食を食べる児童ら=鈴鹿市岡田1丁目の市立牧田小学校で】

【鈴鹿】新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休業を短縮した三重県鈴鹿市は23日、市内公立小中学校で授業を一斉に再開した。

この日、授業を再開したのは小学校30校、中学校10校。幼稚園11園は卒園式のため、24日から通常保育をする。

同市岡田一丁目の市立牧田小学校(宮崎哲郎校長)では、卒業した6年生を除く333人のうち、307人が登校。

学校では、市教委からの指導で、手洗いとうがいの徹底、こまめな換気、児童同士の机の間隔を空けて対応したほか、アルコール消毒液がないため、PTAの協力で事前に除菌ペーパーを購入し、教員らがドアノブや給食台、机などを拭いて児童を迎える準備をした。

給食は児童による配膳を中止。教員らが手分けしておかずを皿によそったり、通常は班ごとに向かい合って食べるが、座席を移動させず全員が前を向いて食事をするなど、不要な接触に配慮した。

5年生の森川そらさん(11)は「休みの間は家でテレビを見たりゲームをして、外出しないように気をつけていたので、今日はみんなに会えてうれしかった」と笑顔を見せていた。

宮崎校長は「久しぶりの登校で子どもたちの表情が明るく、声も弾んでいたので一安心した。再開はしたが収束はしていないので、当然のことながら感染予防に気をつけていく」と話していた。

市は国の要請を受け、当初は今月2日から25日までを臨時休業と決めたが、12日に市内の感染状況などを踏まえて、休業期間をを3日間短縮し、22日までに変更した。春休みは通常通り26日から4月5日まで。