個性豊かな抽象絵画 鈴鹿・特別支援学校の岩岡くん 小学部卒業記念し初個展絵

【個展「絵画展」を開いた岩岡くん(左)と森さん=鈴鹿市算所2丁目の鈴鹿ハンター内「ギャラリーふくろうの森」で】

【鈴鹿】今年3月に特別支援学校「聖母の家学園」の小学部を卒業した、岩岡響くん(12)=鈴鹿市高塚町=は22日、三重県鈴鹿市算所二丁目の鈴鹿ハンター内ギャラリーふくろうの森で、卒業を記念し初めての個展「絵画展」を開いた。29日まで。午前10時―午後8時。

発達障害の岩岡くんは4歳から、亀山市阿野田町の「子ども絵画教室アトリエエピ」(森敏子主宰)に通い始め、8年間で約80点の抽象的な絵を描いている。会場には、令和元年度県障がい者芸術文化祭で実行委員会長賞を受賞した「ライオン」や気に入っている「雪だるま」など25点を展示した。

岩岡くんは「両親を喜ばせたい思いで絵を描くようになった。中学部に進学しても絵は続けたい」といい、父親の慶太郎さん(49)は「森さんのおかげで、障害を持つ息子と向き合えることができ感謝しています。ゆっくりあせらずに楽しみながら歩んでほしい。これからも成長を見守ります」と話した。

森さんは「通い始めてから徐々に心を開き、いまでは明るい色合いの絵を描くようになり、名前『響』のように、色彩と形が響き合う彼独自の世界観を醸し出している」と目を細めていた。