鳥羽水族館きょう再開 19日ぶり 入館時に体温測定 三重

【観覧客同士の間隔を開けるために座席にテープを貼ったアシカショースタジオ=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)は21日から営業を再開する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休館から19日ぶりの再開。来館者の体温を測定するなどし、感染拡大の防止を図る。

出入り口の従業員が非接触型の体温計を使って来館者の体温を測定。37・5度以上を計測した場合は別の場所で再び計測し、それでも高熱があれば入館を断る。利用客にもマスクの着用を推奨する。

「セイウチのふれあいタイム」や「ペンギンのお散歩タイム」などのショーは当面中止。唯一再開する「アシカショー」は観覧客同士の接触を減らすため、観覧スタジアムの座席をテープで区切った。

入り口やトイレなど、館内の各所に消毒液を設置。利用者が触れやすい手すりなどは定期的に除菌の作業を実施するほか、窓を開けて換気するという。

当初は16日の再開を予定したが、政府の自粛延長要請を受けて休館を延長した。スタッフは休館中、動物の世話やショーの練習といった通常業務に加え、SNSを通じてライブ映像を配信した。

昨年3月は約7万人が来館した。企画広報室の中村文哉室長(32)は「60年ぶりの休館。致し方ないが、春の旅行シーズンで苦しい面もあった。安全づくりに努め、お客さんを迎え入れたい」と話した。