新型コロナで不適切発言、伊賀市議に厳重注意

感染が広がる新型コロナウイルスを巡って「濃厚接触になる」などと同僚議員に不適切な発言をしたとして、伊賀市議会の中谷一彦議長は19日、山下典子議員(58)を口頭注意した。

同僚議員によると、山下議員は16日、議員控室にいた同僚議員に「濃厚接触になる」「(私は)近づかない」と発言。同僚議員の隣にある自席ではなく、他の議員の席に座った。

この同僚議員は、山下議員に「差別された」などと抗議。19日、中谷議長に口頭で山下議員の発言を報告した。中谷議長は山下議員に事実関係を聞き取り、口頭で注意した。

山下議員は取材に対し、同僚議員から離れた席に座ったことを認めた上で「同僚議員に限らず、人との濃厚接触を避けようと思っていた。同僚議員には申し訳なく思う」と話した。

この同僚議員は取材に「人権への配慮を欠く言動を受け、個人として非常に傷ついている。感染者が苦しんでいる状況で、あってはならない言動だと思う」と話した。