卒業生代表へ学位記授与 卒業式中止で皇學館大 三重

【河野学長から学位記などを受ける総代ら=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】新型コロナウイルス感染拡大を受け卒業式を中止した三重県伊勢市の皇學館大学で18日、各学科や専攻科の総代ら卒業生代表への学位記や修了証書の授与が行われた。

卒業生ら686人を対象に学内の記念講堂で同日開催を予定していた式典は、感染拡大防止のため中止。市内近郊で感染者が確認されていないことなどから、総代ら20人への授与や表彰のみ実施した。

大学本部内で開かれた授与式には、スーツや袴姿の卒業生総代らがマスクを着けて出席。河野訓学長から学位記や修了証書を受け取った。河野学長は「大学で身に付けたことを糧に、地域社会や多くの人々のために尽くし、社会をリードする存在となってほしい」と激励した。

春から松阪市職員として勤める現代日本社会学科の内山裕加里さん(22)は「小さな式だったけど、出席できてよかった。社会人になる自覚を持つことができた。大学で学んだ経験を生かし、地域課題に取り組み、町を盛り上げる存在になりたい」と話していた。

ほかの卒業生や修了生は、学科ごとに学内の複数の教室に分かれて待機し、担任から学位記などを受けた。学長らの祝辞は書面で渡された。