「美し国」繊細に描く 伊勢の画家・中村さん個展 外宮参道ギャラリー 三重

【三重の風景をテーマに絵画個展を開いた中村さん=伊勢市本町の外宮参道ギャラリーで】

【伊勢】三重県伊勢市勢田町の画家中村仁志さん(60)の個展「美し国三重を描く」が18日、同市本町の外宮参道ギャラリーで始まった。伊勢神宮をはじめ、県内各地の自然風景や名所を繊細に表した油彩画など23点が並ぶ。22日まで。

中村さんは木彫家だった祖父の影響を受け、幼い頃から手作業や絵を描くことが好きだった。10歳から市内の画塾で学び、学生時代から国内外の絵画展で入選や受賞を重ねてきた。10年ほど前からは、県内各地を巡ってスケッチし、郷土の風景を題材に創作を続けている。

会場には、朝霧の中の内宮御正殿、棚田の景観が広がる熊野の丸山千枚田、御在所岳の紅葉や宿場町「関宿」、凍てついた赤目滝や英虞湾の夕景など多彩な作品が並ぶ。

中村さんは「画歴50年の節目の個展。三重には美しい景色がたくさんある。作品を通じて発信し、より多くの人に三重を訪れてもらいたい」と話していた。