絵に情熱注ぐ水谷さん 油彩画「員弁川」寄贈 いなべ総合病院に 三重

【病院内に飾った水谷さんの作品=いなべ市北勢町阿下喜のいなべ総合病院で】

【いなべ】三重県いなべ市員弁町坂東新田の水谷興吾さん(88)がこのほど、同市北勢町阿下喜のいなべ総合病院に自作の油彩画1点を寄贈した。同病院は18日、水谷さんに感謝状を贈った。

元教員の水谷さんは10代から絵筆を取り、退職後は市内のコミュニティスクールで子どもに油絵を指導するなど、長年絵に情熱を注いできた。

寄贈作は、教員時代に制作した50号の風景画「員弁川」。休みのたびに川へ出向いて仕上げ、昭和52年の「第9回県教職員美術展」で奨励賞を受賞した。

作品は院内でも人通りが多い1階売店横の壁に飾られた。近くにイートインスペースがあり、奥田聖貴事務部長は「ゆっくりと絵を楽しんでもらえたら」と話す。

この日、展示中の絵を実際に見た水谷さんは「感無量。一人でも多くの地域の皆さんに見ていただれば」と話していた。