交通死亡事故が多発 三重県警、取り締まり強化

【速度超過の自動車がいないか目を光らせる津署員=津市で】

交通死亡事故の多発を受け、三重県警は17日から3日間の日程で緊急対策に乗り出した。県内全域で横断歩行者妨害や速度超過を中心に取締を強化する。

県警によると、15日現在の交通事故死者数は対前年比8人増の22人。警察庁が集計した人口10万人当たりの死者数では全国ワースト2位という。22人の死者の内訳では、65歳以上の高齢者が17人を占めた。自動車にはねられて死亡した歩行者9人は全て高齢者だった。

津署は17日、津市羽所町や同市河芸町などで取締を実施。羽所町では信号機のない横断歩道周辺で一時停止違反を、河芸町では速度取締装置を使い、速度超過の違反車に署員が目を光らせていた。

県警交通企画課の担当者は「運転手は歩行者保護をはじめ、思いやりを持った運転を心がけていただきたい」と話している。