鳥羽 農山漁村女性活躍表彰 海女の小寺さんに会長賞 三重

【受賞を報告した小寺さん(右)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県鳥羽市菅島町で海女業を営む小寺めぐみさん(38)が17日、市役所を訪れ、今年度の農山漁村女性活躍表彰(農山漁村男女共同参画推進協議会主催)女性チャレンジ部門での協議会長賞受賞を中村欣一郎市長に報告した。

小寺さんは岐阜県富加町出身で、結婚を機に平成24年に同町に移住。海女業を続けながら特産の糸わかめを「海女もん」としてブランド化したほか、ひじきを使ったライ麦パンを販売するなど、女性ならではの視点や想像力で水産業の普及に努めている。

同表彰は女性が農山漁村で活躍できる環境作りに向けて、農山漁村の活性化や農林水産業の経営など各分野で積極的に活動している個人や団体を表彰。小寺さんは全国漁協女性部連絡協議会会長からの推薦を受け、45歳以下の若手女性を対象とした同部門の優良賞に当たる同賞を受賞した。

小寺さんは菅島について「人らしく成長する原風景がある」とし、「諦めないことが大事と思い続けて身に余る受賞をいただいた。初心を忘れず地に足を着けて歩んでいきたい」と受賞の感想を語った。

中村市長は「小さな花をたくさん咲かせることが地域活性化につながる。第二の小寺さんをつくるロールモデルとなって欲しい」と話していた。