新型ウイルス 入退院後再び陽性 桑名保健所管内の男性 三重

三重県は14日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客だった桑名保健所管内在住の70代無職男性が、再び感染したと発表した。乗船中に陽性となって都内で入院したが、その後の検査で陰性と確認されていた。県内での感染確認は8人となった。

県によると、男性は船内で無症状だったが、2月14日のPCR検査で陽性と判明。同16日から都内の病院に入院した。その後、陰性と確認されたことから3月2日に退院し、県内に戻っていた。

一方、3月12日に39度の発熱があり、翌日も続いたことから帰国者・接触者相談センターに連絡。14日のPCR検査で陽性と判明し、県内の感染症指定医療機関に入院した。解熱し、肺炎の症状もない。

男性は県内に戻る際に新幹線などの公共交通機関を利用したほか、自家用車で短期間の買い物に行った。外出の際はマスクを着用していたという。県は「不特定多数との濃厚接触はなかった」としている。

県は男性の家族一人を濃厚接触者と特定し、帰宅後に男性と接触した一人も含めてPCR検査を実施し、いずれも陰性と確認した。「男性の接触者は全て把握したと考えている」としている。

薬務感染症対策課は男性が再び陽性となった理由について「体内に残っていたウイルスが再び増えた可能性があるが、別のルートで感染した可能性も否定できず、現時点では区別が付かない」としている。