規模縮小し旅立ち祝う 三重調理専が卒業式 新型コロナウイルスで

【謝辞を読み上げる林さん(中央)=津市大門の都シティ津で】

【津】三重県津市大谷町の大川学園三重調理専門学校の第59期生卒業式が14日、同市大門の都シティ津であった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため式典の規模を縮小して挙行し調理1年コース15人、調理製菓2年コース18人が卒業証書や調理師免許を受け取った。

来賓を招かず卒業生、教員、少数の保護者のみの出席で全員マスクを着用し手指の消毒を徹底した。例年式後に実施する四條流庖丁儀式の奉納や懇親会は取りやめた。

式では代表の生徒に大川将寿校長(48)から卒業証書や調理師免許、皆勤賞などが手渡された。大川校長は式辞で「新型コロナウイルスで世間が変化している。今後身の回りの変化にどう対応するか一人一人考えてほしい。学校は一つの通過点。目的地へ夢を持って進み専門職として地域に貢献して」と激励した。

成績最優秀の生徒に贈られる県知事賞は奥山日出美さん(20)=明和町竹川=が受賞。卒業生を代表し、林真鈴佳さん(20)=松阪市下村町=が「進む道は違うが本日を新たな出発点として大きな夢に向かって旅立つ」と決意を述べた。

同校によると就職を希望する卒業生全員が県内のホテル、飲食店、製菓店などに就職する予定という。