鈴鹿医科大卒業式、学科ごとに学位授与

【太田専攻長(左)から学位記の授与を受ける卒業生=鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学は13日、令和元年度学位授与式を開き、大学院生23人と学部生525人が卒業を迎えた。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、同市南玉垣町の白子キャンパスで例年実施している全学合同式典を中止。同キャンパス、千代崎キャンパス=同市岸岡町=の2カ所で、学部学科ごとに13カ所の講義室に分散し、午前と午後に分けて学位記を授与した。

豊田長康学長の式辞などは事前に収録した映像を各講義室で放映。豊田学長は「今回の事態は私ども医療関係者にとって、医療・福祉スペシャリストととしての自覚を改めて促すものとなった」と述べ、「みなさんには、卒業後も生涯にわたって常に健康・医療・福祉分野の最新の進歩をどん欲に学び続け、科学的見識に磨きをかけ続けてほしい」と、はなむけの言葉を贈った。

千代崎キャンパスでは、7学科9専攻の学生が各講義室に分かれて参加。保健衛生学部医療栄養学科管理栄養学専攻の講義室では34人中33人が出席し、学生らは全員がマスク着用で、入室前にアルコール消毒を済ませて着席。熊取厚志学科長が祝辞を述べ、太田伸生専攻長が一人ずつ順番に学位記を手渡した。

学生代表で中西千紗都さん(22)が「4年間で多くのことを学び、体験した。困難にも勇気を持って立ち向かうための剣と盾を得ることができた」と謝辞を述べた。

卒業生の一人、西田美加さん(22)は「クラスのつながりが感じられるいい卒業式だった」と話していた。