伊勢市 旧3中学校、利活用へ意見求める 民間事業者に 三重

【旧豊浜中学校の校舎(伊勢市提供)】

 

【伊勢】三重県伊勢市は統廃合により廃校となった旧沼木、旧豊浜、旧北浜の中学校3校の跡地について、民間事業者から利活用への意見を求めるサウンディング型市場調査を進めている。4月に現地見学会と説明会を予定しており、今月末まで参加を受け付ける。

サウンディング型市場調査は、市が保有する公共施設の有効な活用方法について、活用主体としての意欲を持つ民間事業者との対話を通じて意見や提案を調べる手法。近隣市町では昨年志摩市が無人島の多徳島について実施しているが、伊勢市としては初の試みという。

対象は、旧沼木(上野町)が校地面積9285平方メートル、体育館(鉄筋コンクリート造1階建て842平方メートル、平成11年7月築)、グラウンド、プール。29年3月に閉校。

旧豊浜(西豊浜町)は校地面積1万9417メートルで、校舎(同3階建て2512平方メートル、昭和49年3月築)と体育館(同1階建て885平方メートル、昭和59年3月築)、グラウンド、プールが残る。昨年3月に閉校。

旧北浜(東大淀町)は校地面積1万6286平方メートル、校舎(同3階建て2594平方メートル、昭和47年3月築)と体育館(同1階建て885平方メートル、57年2月築)、グラウンド、テニスコート、プール。昨年3月閉校。

対象事業者は利活用事業の実施主体に意欲を持つ民間企業や法人、個人事業主ほか各種団体。4月10日に現地見学会と説明会を予定しているほか、4月1―28日までの期間中であれば再見学や別日程での説明にも対応する。

5月に事業者との対話を進め、6―7月にかけて実施結果を公表して地元住民と共有しながら活用案を検討する。同市企画調整課の担当者は「市では考えつかない幅広い自由な意見を求めていきたい」と話した。

問い合わせは同課=電話0596(21)5548=へ。