伊勢 地区の魅力満載 まち協が「沼木マップ」 三重

【「沼木マップ」を手にする沼木まちづくり協議会青木惇美会長(左)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市南西部の沼木地区の住民らでつくる沼木まちづくり協議会は、自然豊かな町の魅力を知ってもらおうと、地区の名所や歴史スポットなどを紹介した「沼木マップ」を作成した。

円座、上野、神薗、横輪、矢持の5町からなる沼木地区は、清流宮川に注ぐ横輪川が流れ、市内で2番目に高い「鷲嶺(しゅうれい)」などの山々に囲まれた地域。

マップでは、エリアごとに見どころやその歴史などを説明文と写真で紹介している。平家の落武者が隠れ住んだと伝わる矢持町の「覆盆子洞(ふぼんじどう)」、県の天然記念物に指定されている「鷲嶺の水穴」、雨乞いに使われたという「犬越(いぬげ)の滝」、川遊びや花見のスポットなども掲載。地元の上野小学校の児童らが描いたイラストやドローンを使った空撮写真も取り入れた。

協議会は、過疎化が進む中、地域の人が地域を知り、郷土に愛着を持ってもらいたいと昨年からマップづくりを進めてきた。制作担当の立花和也さんは「地元住民も知らない魅力がたくさん。次世代を担う子どもや家族らとマップを持って出掛けてみてほしい」と話していた。

A2判で、折りたたむと携帯しやすいサイズになる。3千部を発行し、地区の約820世帯に配るほか、市観光振興課などに設置する。問い合わせは沼木まちづくり協議会=電話0596(39)7240=へ。