東京五輪で恩返しを セーリング・南里研二選手 日本代表内定、活躍誓う

【南里研二選手】

セーリング競技の男子レーザー級で南里研二(27)=百五銀行=が今年の東京オリンピック出場を決めた。今年2月にオーストラリアで開かれた同クラスの世界選手権で日本人1位(63位)になり日本セーリング連盟の規定に基づいて日本代表に内定した。

日本連盟が定めた東京五輪日本代表選考会の1つ、2019年7月の世界選手権(鳥取県)で日本人トップの57位となり同種目では2008年の北京五輪以来3大会ぶりの五輪出場枠を獲得。最終選考会を兼ねた2月の世界選手権でも日本勢首位の座につけ、悲願の五輪出場を決めた。

小型艇を用いる1人乗り種目で目で世界で最も普及していると言われる同クラスで日本トップクラスの選手として活躍してきた。190センチ、80キロ超の体格を武器に強風域で特に強さを発揮する。

出身は佐賀市で、9歳から地元でセーリング競技を始めた。三重との関わりは、2021年の三重とこわか国体での活躍を視野に、県体育協会所属となった2015年から。18年に百五銀行所属となってからは練習の拠点を津市ヨットハーバーに置く。

津市は「ずっと良い風が吹いてくれるのでいい活動拠点」。何よりも「過ごしやすい」。三重国体後も三重で生活を続けていきたい考えもあって所属先を変えた。津市のおすすめグルメを問われて「うなぎ」と即答する“三重通”だ。

世界のスピードに慣れる目的でリオ五輪銀メダリストらを輩出したクロアチアなど海外を転戦してきたが、今後は東京五輪会場の江の島を活動拠点にする予定。「色んな方にお世話になっているのでオリンピックに出るからにはメダル、入賞を目指して行く」と誓い、「順位はまだ世界の真ん中くらい。ここから上がるしかない」と意気込む。