三重県内企業 2月の倒産は10件 帝国DB集計

帝国データバンクは6日、2月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。前年同月より1件少ない10件の倒産があった。小口倒産が中心だったため、負債総額は前年同月より9億3300万円減の5億5800万円となった。

業種別では、サービス業で3件、卸売業と小売業、運輸・通信業で各1件あったほか、その他の業種でも4件発生。ほとんどは販売不振による不況が原因で倒産した。地域別では、北勢で8件、中南勢で1件、伊賀・名張で1件だった。

従業員が10人未満の中小零細企業が中心で、4件は個人経営だった。業歴が5年未満の企業から30年以上の企業まで、幅広く発生。9件は破産申請し、1件は特別清算で処理した。

津支店の担当者は、経済情勢について「新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、国内経済への影響が懸念される」と説明。「景気減速で中小企業を中心に経営リスクが高まっており、倒産が徐々に増加する局面は否定できない」との見通しを示した。