鈴鹿市 期限切れワクチン誤接種 医師会に再発防止要請 三重

【期限切れワクチンの接種を謝罪する片岡部長(右)ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は6日、同市医師会に委託して実施する風疹の予防接種で、同市稲生四丁目の玉田クリニック(玉田香介院長)が、市内の男性(43)に有効期限切れのMRワクチンを誤って接種したと発表した。男性の健康状態に問題はないという。市健康福祉部の片岡康樹部長は「被接種者の方に大変なご心痛をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪した。

市によると、男性は昨年12月25日に有効期限が同月8日のワクチンを接種。2月17日、医療機関が市に提出する書類を確認した際に、市職員が気付き判明した。

市に対し玉田院長は「医師と看護師によるダブルチェックの徹底不足による誤り」と説明したという。

その後、玉田院長は男性に謝罪し体調を確認。抗体検査でワクチン接種不要の陽性判定が出た。

28日、市職員が男性に謝罪し、体調に問題が無いことを確認した上で、市は委託先の市医師会に対し、市長名でダブルチェックや在庫確認など再発防止策の徹底を要請。合わせて、市内101件の予防接種実施医療機関に「予防接種実施に関する留意事項」順守の周知を依頼した。

今後も医療機関への注意喚起を促す。

市内での期限切れワクチン接種は、過去10年間で今回を含めて5件発生している。