日本公庫津支店 「農カフェ」建設資金を融資 JA三重信連と連携

日本政策金融公庫津支店農林水産事業はこのほど、アグリー(三重県名張市、井上弘代表)に対し、今夏オープン予定の「農カフェ」建設資金をJA三重信連と連携し融資した。

アグリーは井上夫妻が大阪府から名張市に移住し、新たに農業経営を開始しようと平成23年に設立した農業法人。小松菜や葉物野菜の水耕栽培に取り組み、「アグリー農園」のブランド名でスーパーや学校給食向けに販売し事業を拡大してきた。平成25年にはNPOあぐりの杜を設立。障害者の就労訓練を行い、農作業を通じて自立支援や就労支援に取り組んできた。

今夏にオープンを予定する「農カフェ」は地元の古民家を再生活用した飲食施設で、地元食材を使用した食事を提供するほか、農福連携の取り組みとして、就労訓練を行い障害者を従業員として雇用することも計画している。

今回は日本公庫の農業経営基盤強化資金(スーパーL資金)制度を活用し、JA三重信連を通じてアグリーに融資した。日本公庫津支店農林水産事業の前田浩事業統轄は「公庫の政府系金融機関ならではの融資制度とJAグループの地域に根付いたネットワーク網、それぞれの強みを生かす連携を今後も増やしていきたい」と話した。