「カメラで日本画を描く」 伊勢和紙使った写真 伊勢で三輪さん作品展 三重

【伊勢和紙に表現した写真作品展を開いた三輪さん=伊勢市大世古の伊勢和紙ギャラリーで】

【伊勢】伝統工芸の伊勢和紙を使った写真作品展「こころの和いろⅡ」が、三重県伊勢市大世古の大豊和紙工業伊勢和紙ギャラリーで開かれている。和紙の風合いを生かした淡く柔らかな色彩の42点が並ぶ。29日まで。

神奈川県相模原市の写真家・三輪薫さん(71)が、全国各地で撮影した自然風景を和紙に表現した。北海道美瑛の青い池、秋田県田沢湖高原のブナ林、山梨県の湖畔の桜など、目の前の情景を独自の視点で切り取り、イメージに合わせて原料やすき方の違う和紙にプリントして仕上げた。

三輪さんは、「カメラで日本画を描く」作風を目指し、和紙を使った作品づくりに長年取り組んでいる。「見落としてしまいそうな何気ない日本の風景を題材に、和紙職人と共同でつくり上げた作品。カメラで描いた優しい和の色の世界を楽しんでほしい」と話していた。