特産かぶせ茶初摘み 四日市のハウス、姉さんかぶり姿 三重

【新茶を手摘みする地元女性ら=四日市市水沢町の安田製茶で】

【四日市】東海3県の茶生産地に先駆け、三重県四日市市水沢町の安田製茶(安田長功代表)は5日、ビニールハウス内で育てた特産かぶせ茶の初摘みをした。

そろいの紺がすりに姉さんかぶり姿の地元農家女性ら15人が、新芽の先端部分を丁寧に摘み取った。収穫した20キロほどの新茶葉は市茶業振興センターで製茶後、伊勢神宮や地元の足見田神社に奉納するほか、市長や関係者らに贈るという。

水沢特産のかぶせ茶は、黒い遮光ネットをかぶせて日光を避けることで甘みが増し、渋みの少ないまろやかな味に仕上がるという。

安田代表(54)は「暖冬の影響による成長の早まりを押さえるため、夜間の温度を下げるなどの管理で順調に成育した。ペットボトル茶が普及しているが、かぶせ茶本来の甘みと深い味わいを急須で楽しんでいただきたい」と話していた。