伊勢シーパラ 休館中の動画配信が好評 子ども向け 三重

【ライブ配信映像で館内の生き物の生態を紹介するスタッフ(伊勢シーパラダイス提供)】

【伊勢】新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のため臨時休館中の伊勢シーパラダイス(三重県伊勢市二見町江)が、動画配信サイト「YouTube」でライブ配信している「伊勢シーパライブ!!・シーパラ特別授業」が話題を集めている。担当する飼育スタッフの中島亮さん(32)は「大変な時期でお困りのこともあると思うが、乗り越えて楽しく遊べるよう元気を蓄えてほしい」と話している。

同館では、臨時休校中の子どもたちに館内で生活する動物たちの様子を伝えようと、休館を決めた2日から毎日午後0時半、同サイト上の公式チャンネルで約20分間のライブ中継を配信。担当飼育スタッフが日替わりで、さまざまな生き物についての知識や生態などを授業形式で紹介している。

これまでの配信では、タツノオトシゴやトドなどを紹介。初日は50人ほどだった視聴者数は、4日には300人を超え、配信中のチャットでも「子どもが食い入るように見ている」などの書き込みが寄せられるなど、反応も上々という。

同館では約5年前に公式チャンネルを開設し、ブログなどと連携して動画配信を続けてきた。生中継の配信は先月試験的に実施したのが初めてだったが、臨時休館をきっかけに本格的な配信を開始した。スタッフは普段通り出勤し、配信以外も動物の世話や館内の修繕など業務を続けている。

ライブ配信は休館が明ける15日まで実施予定。見逃した過去の映像も観賞することができる。中島さんは「初めての急な休館。この間に何ができるかを考えていきたい」と話した。