児童クラブにマスク 新型ウイルス予防、津市が支援 三重

【緊急支援物資のマスクを手渡す市職員(右)=津市内で】

【津】三重県津市は4日、新型コロナウイルスの感染を予防しようと、市内の放課後児童クラブにマスクや消毒液などの緊急支援物資を届けた。市内の小中学校と義務教育学校の臨時休校に伴う要請で休校直後から開所し児童を受け入れるクラブでは「ほっとした」との声が聞かれた。

市職員が15班に分かれ、雲出伊倉津町の防災物流施設など市内3カ所の物資保管場所で公用車にマスク、消毒液、水、トイレットペーパーなどを積み込んだ後、各班担当のクラブに搬入した。

育生地区放課後児童クラブ「くるみ会」の永田文香支援員(31)は「これまでマスクやトイレットペーパーを多くは備蓄していなかったので本当に助かる」、養正地区放課後児童クラブ「きの子」の岡本まゆみ支援員(54)は「保護者にも協力してもらい市内の薬局を回ったが売っておらず困っていた」と安堵の表情を見せた。

市青少年センターによると、津市の放課後児童クラブは公設民営と民設民営の2種類で、いずれの場合も開所の判断は運営団体に任されており、4日時点で全69カ所のうち60カ所が開所、5日から3カ所、9日から2カ所が新たに開所する予定という。

各クラブでは4年生以下で上のきょうだいがいない児童に利用を限定したり、春休みのアルバイトを前倒しして指導員を確保したりして要請に応じている。