津地裁 裁判員裁判の審理延期 新型ウイルス感染拡大防止 三重

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、三重県の津地裁は3日、12日に初公判を予定していた裁判員裁判の期日を延期すると発表した。11日に予定していた約40人が集まる裁判員の選任手続きで、一つの部屋に大人数を集めるのは好ましくないと判断した。

地裁によると、延期するのは、乗用車でタクシーに突っ込み、4人を死亡、1人に重傷を負わせ、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた津市の無職末廣雅洋被告(57)の裁判員裁判。12日に始まり、17日に結審する予定だった。一方、支部も含め、他に審理の延期が決まった裁判はないという。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、裁判員裁判の審理延期は札幌や那覇、滋賀県大津地裁など各地の地裁が決定。津地裁の広報担当者は「今後の感染状況を注視し、改めて期日を決め直す」と話した。