三重県が最終補正など追加提出 新型ウイルス対策費盛り込む

【令和元年度最終補正予算案を説明する鈴木知事=三重県議会議事堂で】

三重県は3日の県議会2月定例月会議本会議に、新型コロナウイルスの対策費を盛り込んだ令和元年度最終補正予算案など19議案を追加で提出した。一般会計補正予算案の総額は、82億9400万円減の7291億1200万円となった。

新型コロナウイルスの対策費には約6100万円を計上。帰国者・接触者外来を設けている医療機関への配布に備え、マスクや防護服を備蓄するほか、医療機関に空気清浄機を設置する。県立の高校や特別支援学校が消毒液などを購入する費用も盛り込んだ。

このほか一般会計補正予算案の歳出では、退職者の増加に伴い人件費に約4億円を追加。公共事業費は36億3100万円を減額した。歳入では、国から交付される地方消費税清算金は45億円を減額。国庫支出金は35億1500万円を減じた。

県債の将来的な返済に備える県債管理基金には、24億800万円を積み立てる。令和元年度は67億円を積み立てる予定だったが、当初予算は財源不足を理由に全額の積み立てを見送っていた。基金残高は年度末で291億6600万円となる見込み。

鈴木知事は提案説明で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて「刻一刻と変化する事態の状況を見極めながら緊急度に応じて順次対策を講じるなど、安心で穏やかな日常を一日も早く取り戻すことができるよう強い決意で取り組む」と述べた。