県職員の在宅勤務導入 子育て世代、臨時休校で 三重

三重県は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校の臨時休校を受けて、子育て世代の職員を対象に4日から在宅勤務を導入する。モバイルパソコン約20台を貸し出す。県が職員の在宅勤務を認めるのは初めて。鈴木英敬知事が3日のぶら下がり会見で発表した。

平日のみ認め、勤務時間は通常と同じ午前8時半―午後5時15分まで。実施する職員は、貸し出されたパソコンから県のシステムに接続し、資料の作成や電子メールの送信などの業務を自宅で進める。業務の開始と終わりには、電話やメールで所属長に連絡する。

また、県は3日から、学校の臨時休校に伴って自宅で子どもと一緒に過ごす必要があり、出勤が難しい職員は特別休暇を取得できるようにした。特別休暇は地震や水害などの災害が発生し、出勤が困難な職員が休暇を取得できる制度。制度の運用を拡大した。

鈴木知事は「職員の勤務形態や休暇制度の拡大などにより、子どもの健康と安全を最大限優先したい」と述べた。貸し出すパソコンの台数が限られる点については「希望を聞きながら、使い方を改善し、場合によっては台数を増加させる」との考えを示した。