学校で児童受け入れを 県内臨時休校で市町・教委に通知 自宅待機難しい場合 三重

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、三重県内の学校が臨時休校となったことに伴い、県教委は3日、共働き家庭など自宅待機が難しい児童への対応方針を県内の市町や市町教委に通知した。自宅で過ごすのが難しい児童を各学校で受け入れるよう配慮を求めた。

国からの2日付の通知を踏まえて策定。「やむを得ない事情で自宅で過ごすのが困難な児童を対象に、学校で受け入れること」を依頼した。放課後児童クラブの人員不足を補うため、クラブからの要請があった場合は教諭が業務に携わることを可能にした。

国は通知の中で、学校などで児童を預かる場合に備え、新型コロナウイルスの感染症対策を示している。子ども同士の不要な接触を避けるため、マスクを着用させた上で1メートル以上間隔を空けることを推奨。1時間に1回、5―10分の換気を指導している。

鈴木英敬知事は同日のぶら下がり会見で「放課後児童クラブでは対応できない場合がある。いろいろな教室を活用し、学校などで配慮してほしい」と述べ、学校での積極的な対応を求めた。

その一方で、小学校の臨時休校に伴い午前から運営する放課後児童クラブに対して1日当たり1万200円を交付する方針を示した国の財政措置について「この金額では、とても運営できない」と苦言を呈した。