県内公立小中高で休校決定 新型コロナウイルス、政府要請受け

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内でも公立の小中学校や高校、特別支援学校の全てが臨時休校を決めたことが28日、県教委などの調べで分かった。多くが政府の要請通り3月2日から休校する。

県教委によると、公立の小中学校は四日市市が5日から休校する。津、伊勢、志摩、熊野、明和、御浜、紀宝の7市町は3日から休校。残る21市町は2日から休校する。ほとんどの小中学校は卒業式を開く。

県教委も県立の高校と特別支援学校を3月2日から休校すると決定。卒業式は多くの県立高校で3月1日に実施するが、定時制や通信制の4校と全日制の1校は休校の時期と重なったことから中止する。

県によると、県内にある私立の小中学校や高校、中等教育学校、特別支援学校も3月2日から休校することを決めた。一方、全寮制の高校1校は「生徒を帰省させることが難しい」として休校しない方針。

県立高校の後期選抜は予定通り3月10日に実施し、受験できなかった志願者の試験も同23日に実施する予定。新型ウイルスに感染した志願者を対象とした試験の実施も検討しているという。

また、県は放課後児童クラブに対し、小学校の臨時休校中は午前中からの開所を要請した。少子化対策課は「急な対応は難しいと思うが、子どもたちが待機する場を確保するために協力を求めた」としている。

鈴木英敬知事は28日のぶら下がり会見で、県立学校の休校について「政府の要請を受け、子どもの命と健康、安全を最優先とする観点から判断した」と説明。「働く保護者への配慮に努める」と述べた。

政府の方針が突然だったことを問う声があることについては「国を批判しても仕方がない。臨時休校は県や県教委で決めたこと。少し急だとは思うが、腹をくくって対応をしなければならない」と語った。