1月の県内有効求人倍率1.44倍 三重労働局、34カ月ぶりに1.5倍割り込む

三重労働局が28日に発表した1月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・10ポイント下回る1.44倍で、平成29年3月以来、34カ月ぶりに1.5倍を割り込んだ。同局は雇用情勢の判断を三カ月ぶりに下方修正し「改善の動きが弱まっている」とした。

月別の有効求人倍率は六カ月連続で低下した。全国順位は前月から三つ下がって25位。有効求人数は前月比5・0%(1833人)減の3万4688人、有効求職者数は1・7%(415人)増の2万4151人。新規求人倍率は二・〇一倍で、前月を0・18ポイント下回った。

産業別の新規求人は、11業界のうち九業界で前年同月を下回った。製造業は前年同月比31・1%減の1577人と、12カ月連続で前年同月を下回った。卸売業・小売業(前年同月比35・6%減)やサービス業(20・8%減)の減少も目立った。県内に九カ所ある安定所のうち熊野を除く八カ所で前年同月を下回った。

同局は「求人数の減少が長期化し、下げ幅が大きくなっているため情勢判断を下方修正した」と説明。「感染が拡大している新型コロナウイルスの影響が2月以降に出てくる可能性があるため、求人数の減少が続く」とみている。