三重県 補正予算案、82億9000万円減額 新型ウイルス対策に6000万円

三重県は27日、新型コロナウイルスの対策費に約6100万円を計上した令和元年度最終補正予算案を発表した。一般会計補正予算の総額は82億9400万円の減額。3月3日の県議会本会議に提出する。

帰国者・接触者外来を設けている医療機関への配布に備え、マスクや防護服を備蓄するほか、医療機関に空気清浄機を設置する。マスクは約2万4千枚、防護服は3千セットの購入を想定している。

県保健環境研究所が検査試薬を購入するための費用や、県立の高校や特別支援学校が消毒液などを購入する費用も盛り込んだ。県は「今後も状況の変化を見極めながら対策を講じる」としている。

一方、国から交付される地方消費税清算金は、45億円の減額。国庫支出金も35億1600万円を減じた。歳出では、想定を上回る退職者によって退職金が増加し、人件費に約4億円を追加した。

また、県債の将来的な返済に備える県債管理基金に24億800万円を積み立てる。令和元年度は67億円を積み立てる予定だったが、当初予算は財源不足を理由に全額の積み立てを見送っていた。