津 学生ら経営者精神学ぶ 企業家育成経営塾、事業所を訪問 三重

【西岡社長(中央奥)の話を聞く参加者=津市一身田中野の光機械製作所で】

【津】大学生が企業経営について座学と現場で学ぶ企業家育成経営塾が、三重県内の中小企業などで開かれている。25日は5つの大学と短大の男女学生8人が津市一身田中野の光機械製作所を訪れ、西岡慶子社長から経営者精神を学んだ。

西岡社長は社員の性別や年齢でなく能力ややる気に注目して適材適所に配置する同社の方針を紹介した。

人工知能(AI)が人間の知能を超えるとされる2045年問題など社会の変化に「その中で人間は何をするかという局面にいる」と指摘。企業の寿命が短くなりつつある今「三方よし」の精神に通じるCSV(共通価値の創造)が重要―と説いた。

企業家やリーダーに必要な資質として「ゼロから何かを見つけて形にする力」や「変化を味方に付ける精神」を挙げ「会社の中でも企業家精神を持って活躍して」と激励した。

同経営塾は中小機構中部本部と県信用保証協会が県内企業への理解を深め人材育成につなげようと開催。全4回で経営についての座学を受けサービス業、製造業各2社を訪ねる。この日は四日市市の三重ロボット外装技術研究所も訪れた。

皇學館大現代日本社会学部2年の脇田修吾さん(21)は「経営者の皆さんが人一倍努力されていることがよく分かり勉強になる」と感想を話した。