バイカルアザラシ出産成功 鳥羽水族館で初 三重

【初めて出産に成功したバイカルアザラシの赤ちゃん(鳥羽水族館提供)】

【鳥羽】鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽三丁目)は25日、バイカルアザラシの赤ちゃんが誕生したと発表した。同館での出産成功事例としては初めてといい、全国では3例目という。

同館によると、誕生したのはオスの赤ちゃんで体長約50センチ、体重約3740グラム。メスの「うなりこ」(推定30歳)、オスの「クチャ」(推定17歳)との間に生まれた。同館での飼育個体は7頭となった。

出産の兆候であるホルモン値減少を確認した19日から24時間態勢で見守りを続け、22日午後2時10分ごろに誕生を確認した。

同館では平成23年に別の個体が出産したが約6カ月の早産で失敗に終わり、29年にはうなりこの妊娠を確認したが死産となっていた。赤ちゃんは現在、治療用プールでミルクを飲みながら順調に育っており、館内水槽前に設置されたモニターを通じて録画映像で成長の様子を確認できる。

同館企画広報室の榊原麻友さん(24)は「飼育開始からちょうど40周年での初めての赤ちゃん誕生に喜んでいる。元気にすくすく成長して欲しい。くりくりとした目がかわいらしいので是非見に来て欲しい」と話していた。