児童ら伊勢音頭学ぶ 伝統文化、次世代へ継承 楽器や踊りを体験 三重

【三味線を体験する児童ら=伊勢市岩渕一丁目の伊勢商工会議所で】

【伊勢】三重県伊勢市岩渕一丁目の伊勢商工会議所で24日、「伊勢音頭を学ぶ教室」(伊勢ライオンズクラブ主催)があり、地元の小学生55人が参加した。

伊勢音頭は、江戸時代の伊勢国でうたわれ全国に広がった民謡で、同市の選択無形民俗文化財。市内の伊勢音頭に関係する18団体が「伊勢音頭発展会」をつくり、文化財指定を目指して活動している。

同教室は、植樹や小中学生対象の薬物乱用防止教室開催など、奉仕活動に取り組む同クラブ(村田典子会長)が、市の伝統文化に触れるきっかけをつくり、次世代への継承や後継者育成につなげようと開いた。

この日は、同発展会の会員らが児童らを指導した。5グループに分かれ、伊勢音頭で使う三味線や太鼓、鉦(かね)、双盤、囃子(はやし)、踊りを体験。最後に全員で伊勢音頭「さわぎ」を披露した。

市立厚生小学校4年の島田樹さん(10)は「伊勢音頭は踊ったことがあるけど楽器は初めてでいろいろ体験できてよかった。これからも伊勢音頭を続けていきたい」と話していた。