クルーズ下船、三重県在住3人 新型ウイルス陰性確認で帰宅

三重県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した乗客の中に県内在住者が3人いたと発表した。いずれも陰性が確認されているが、県は3人に対し、3月4日まで公共交通機関の利用などを控えるよう求めている。

県によると、3人は14日間の健康観察を終えた上で、2回の検査で陰性が確認されたことから19日に下船。発熱やせきなどの症状はなく、すでに帰宅した。県は21日に横浜検疫所(横浜市)から連絡を受け、下船者の中に県内在住者がいると把握した。

県は下船後から3月4日までの14日間、毎日3人に検温を求め、1日1回体調に異常がないか電話などで確認する。加えて、多くの人が集まる場所への外出や公共交通機関などの利用を控えるよう依頼。3人からは県の要請に対して了解を得られているという。

新型コロナウイルス感染症対策チームの担当者は「2回の検査で陰性が確認されているため、感染が拡大する心配はないと考えている。県としては、万が一に備えて毎日3人の健康フォローアップをするので県民には安心してもらいたい」としている。

一方、県はクルーズ船に乗船していた4人の患者を県内にある4つの医療機関で受け入れる方針を示している。22日現在で受け入れはない。