尾鷲動画、じわじわ人気 市職員有志が撮影編集 投稿サイトでPR 三重

【馬越峠をPRする動画を撮影する市職員有志=紀北町の馬越峠登り口で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の市職員有志4人が、動画投稿サイト「ユーチューブ」を使って市内の飲食店や観光地などの魅力を発信し、じわじわと人気を広げている。私的活動として取り組んでおり、有志らは「尾鷲の魅力を発信し、市への集客交流人口を増やしたい」と意気込んでいる。

有志は市商工観光課の久保将太さん(23)、濱絢子さん(25)、濵口久範さん(36)、高濵圭二さん(30)の4人。昨年9月、久保さんが「尾鷲のありのままをPRしたい」と考え、年齢の近い同僚に協力を求め、4人でチームを結成した。

久保さんの名前にちなんだユーチューブチャンネル「Show time(ショータイム)」を開設し、2週に一度のペースで投稿。主に久保さんが出演し、動画撮影や編集などすべて自分たちでこなしている。

昨年11月から休日を利用して撮影を始め、尾鷲神社などの観光名所を訪れたり、新鮮な海鮮丼が食べられる飲食店を巡ったりして見どころをPRしている。白装束姿の男衆がぶつかり合う「ヤーヤ祭り」に参加したり天満堤防で釣りをしたりする動画などもあり、これまでに計12本を投稿した。撮影は3月までを予定しているが、今後も続けていきたいという。

今月21日は休暇を利用し、同市と紀北町にまたがる馬越峠(まごせとうげ)や、天狗倉山(てんぐらさん)の頂上などで撮影した。

市と熊野市をつなぐ自動車専用道路「熊野尾鷲道路」のうち、建設中のⅡ期工事区間が来夏に開通する予定。大都市に人などが吸い取られる「ストロー現象」を懸念し、市をPRする動画を投稿しようと思ったという。

久保さんは「高速を降りて、尾鷲に立ち寄ってもらえるきっかけづくりになれば」と話している。